アカテガニの産卵観察の季節到来
三浦半島のアカテガニ産卵観察の季節になりました。
アカテガニの産卵は6月から10月まで行われて
いますが、観察会は産卵が盛んな7月下旬から8月
一杯、大潮で満月または新月の週末およびその前後
(金~月)に行われます。
昨日(27日)は今季の初日なので観察のお手伝い
に行ってきました。
アカテガニの放仔(ほうし、産卵のこと)は何度見ても
感動的です。
日が沈む頃アカテガニは普段住んでいる森から出て
きて海面に全身が隠れるくらいの深さで体を震わせて
お腹に抱えた2~3万粒の卵を海に放ちます。
静かな海面には波紋が広がり、無数の卵が煙のよう
に海に広がってゆきます。
二頭が同時に放仔
右側の個体からは無数の卵が煙のように放出されて
いるのが見えます。
日没25分後くらいに放仔はピークに達し、次から
次へと放仔が行われます。
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