February 03, 2005

アカハジロ

akahajiro050203c

akahajiro050203a

先週に続いて今週も千葉県
に遠征して珍しいカモを見て
きました。
関東では数年振りの出現と
のことでした。
両足に金属製の標識を付けていましたが、現場に居合わせた方の
話では、1月に東京都心の池に現れた時に装着されたとのことです。

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January 29, 2005

アメリカコハクチョウ

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たんぽぽさんのココログで紹介されているアメリカコハクチョウに会
いたくて千葉県の本埜村(もとのむら)に行ってきました。
何百羽も居るコハクチョウの群れの中から僅か1,2羽しか居ないア
メリカコハクチョウを見つけ出すのは大変でしたが、やっと見つけ出す
ことが出来ました。
上段の写真中央に写っている嘴が殆ど黒いのがアメリカコハクチョウです。
下段の写真はコハクチョウとアメリカコハクチョウとの合いの子と思われます。
白鳥の群れの間にはハシビロガモとオナガガモの姿が見られました。

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January 25, 2005

1月の小網代探鳥結果

kuroji050125bb
今回もクロジのオスが登場

まだ正月気分が抜けきらないでいたら、1月も終わりかかって
いたので慌てて今日小網代に行ってきました。
今日はシバタさんご夫妻とヤギさんも合流して4人での探鳥
となりました。

観 察 日:2005年1月25日(火)
観察時間:10:00-13:00
天  候:晴れ
観察結果:

1.カワウ 9.キジバト 17.ウグイス
2.アオサギ(約40羽) 10.コゲラ 18.シジュウカラ
3.マガモ(6羽) 11.ハクセキレイ 19.メジロ
4.カルガモ(6羽) 12.ヒヨドリ 20.アオジ
5.トビ 13.モズ 21.クロジ
6.ノスリ 14.ジョウビタキ 22.カワラヒワ
7.コジュケイ 15.大形ツグミSP 23.スズメ
8.イソシギ 16.ツグミ 24.ハシブトガラス

観察ルート:小網代漁港→宮前の峠→イギリス海岸→宮前の峠
→中央の 湿地(ベンケイ橋先のジャヤナギでUターン)→宮前の
峠→小網代漁港

コメント:

1.今季初めてツグミの姿を確認できた。横須賀など別のエリア
では年内に確認できたが、小網代への到着は例年より大巾に
遅れた。
20羽くらいの群れも目撃できたので小網代全体では最低50羽
くらい居るかも知れない。
  
2.大形ツグミの地鳴きも数カ所で聞かれたが、アカハラかシロ
ハラかの識別は出来なかった。

3.クロジが前回目撃した場所で、今回もゆっくりと観察できた。
木から地上に落ちたカラスザンショウの実を食べていた。

4.アオジのオスが、イギリス海岸の奥のビオトープを覆ったネ
ットの下に入り込んで出られなくなっていたので逃がしてやった。

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January 15, 2005

小田和湾のワシカモメ

wasi050114b







小田和湾(横須賀市)の磯にワシカモメが舞い降り、ウミウに混じっ
て暫く休んでいました。時々舞い上がって上空を飛び回りましたが、
とても綺麗でした。成鳥または第4回冬羽かと思いました。

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時々羽繕いをしていました。
頭を掻いているところです。

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December 24, 2004

轡堰(くつわぜき)に珍客

yosiDSCN1629
ヨシガモ 
友達から轡堰では珍しいカモが来ているとの
連絡で、早速見に行ってきました。
オスのヨシガモです。池の中央にある築島の薄暗い所を少しずつ
動いていました。
轡堰の常連はオナガガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、スズガモ、
キンクロハジロ、マガモ、コガモ、カルガモなどですが、ヨシガモ
は珍しいです。

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December 17, 2004

小網代探鳥結果

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クロジのオス 
薄暗い斜面で上から落ちた丸い木の実を食べていました。


探鳥結果
観 察 日:2004年12月16日(木)
観察時間:10:30-12:45
天  候:晴れ
観察結果:

1.カワウ 9.キジバト 17.メジロ
2.アオサギ 10.コゲラ 18.ホオジロ
3.カルガモ 11.ヒヨドリ 19.カシラダカ
4.トビ 12.モズ 20.アオジ
5.オオタカ 13.イソヒヨドリ 21.クロジ
6.ノスリ 14.シロハラ or アカハラ22.シメ
7.チョウゲンボウ 15.ウグイス 23.ハシブトガラス
8.コジュケイ 16.シジュウカラ

観察ルート:小網代漁港→宮前の峠→ベンケイ橋→中央の湿地(ジ
ャヤナギでUターン)→ベンケイ橋→宮前の峠→イギリス海岸→宮
前の峠→小網代漁港

コメント:

 1.ツグミが未だ小網代に到着していなかったです。浦賀など小網
   代の近くまで来ているのですが、まだ数が少ないようです。
   今年は暑かったので木の実など餌が豊富で、途中で道草して
   いるのでしょうか?

 2.小網代漁港から小網代の上空を眺めると、青空を背景にノスリ
   やオオタカが気持ちよさそうに上空に舞っていました。
   藤ヶ崎の木々にはいつものようにアオサギが30羽ほど羽を休
   めていました。

 3.森に入って間もなくの谷戸にはアオジが沢山渡ってきていまし
   た。少なくとも50羽くらい居るように思えます。薄暗い道の端で
   クロジのオスとメスが地上に落ちたカラスザンショウなどの木の
   実を夢中で食べていました。

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December 10, 2004

タゲリ

tageri041209a
私が三浦半島でタゲリを見たのは1997年の
11月下旬が最後でした。
その場所には毎年冬になると渡ってきていた
のですが、97年に田んぼの埋め立てが始まりタゲリの好む田ん
ぼが徐々に姿を消してゆき、全て畑になってしまったため、タゲリ
は来なくなってしまいました。
そこで久し振りにタゲリを見に茅ヶ崎まで行ってきました。
その場所には、まだ田んぼが残っており、稲が刈られて水が抜
かれた田んぼに20羽ほどのタゲリが居ました。

タゲリ全長:31.5cm(鳩よりちょっと小さい)


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November 26, 2004

チョウセンチョウゲンボウ

三浦市の草地にチョウゲンボウの亜種チョウセンチョウゲンボウ
らしき鳥が来ているというので見てきました。
普通のチョウゲンボウに比べ、上・下面の黒色の斑が小さくて、
羽の色も淡かったです。下記に掲載した写真で通常のチョウゲ
ンボウとの違いを比べて下さい。

DSCN1454a.JPG
草地の中の小いさな木の上から急降下してカマキリを捕らえて
きました。

DSCN1486a.JPG
カマキリを2匹食べた後は羽繕い。

chogen030410aa.jpg
普通のチョウゲンボウ(メス)上記の個体より黒斑が大きく羽の
色も濃い。

0411269748.jpg
やぎさん撮影のチョウセンチョウゲンボウ 尾羽など下面の様子
がよく分かる貴重な写真です。

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November 22, 2004

小網代のタカ

毎年、今頃になると小網代にはタカが姿を現すようになります。
今日は青空を背景に上空を舞うタカを写してみようと小網代に
行ってきました。
ところが、今日は高空ばかり飛んで満足のゆく写真はお預け
となりました。

haitaka041122a.JPG
ハイタカ

nosuri041122aa.JPG
ノスリ 同時に2羽が現れた。

kawasemi041122.JPG
タカの出現を待っている間にカワセミが現れた。

aosagi0411.JPG
アオサギの群れ


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November 17, 2004

小網代探鳥結果

好天に恵まれたので今月の小網代探鳥に行ってきた。
青空を背景にオオタカが度々上空を舞ってくれた。

小網代探鳥結果

観 察 日:2004年11月17日(水)
観察時間:11:00-13:50
天  候:晴れ
観察結果:

1.コサギ 8.キジバト 15.メジロ
2.アオサギ 9.カワセミ 16.ホオジロ
3.カルガモ 10.コゲラ 17.アオジ
4.トビ 11.ヒヨドリ 18.スズメ
5.オオタカ 12.モズ 19.ハシブトガラス
6.イカルチドリ 13.ウグイス
7.イソシギ 14.シジュウカラ

観察ルート:小網代漁港→宮前の峠→ベンケイ橋→中央の湿地
(ジャヤナギでUターン)→ベンケイ橋→イギリス海岸→宮前の峠
→小網代漁港

コメント:

1.冬鳥のツグミは小網代には未だ渡ってきていなかった。
森の中で会ったバーダーも「確認できなかった」と言っていた。
しかしアカハラは見られたとのことだった。私は僅かにそれら
しき鳴き声を一度聞いただけだった。

2.イギリス海岸の対岸(白髭神社側の山)の暗いところで
イカルチドリらしき個体を1羽目撃した。この個体は30分以上
も同じ場所に居た。

3.オオタカが度々姿を現した。青空を背景に飛ぶ姿はとても
美しかった。トビが時々モビングしていた。

ikaru0411b.JPG
 イカルチドリらしき個体

041117.JPG
イギリス海岸でお会いしたグループ 森の中を歩いて野草観察
されてきたとのことでした。

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November 14, 2004

月下美人がまた開花

9月に花を咲かせた月下美人が12日にまた開花しました。
7日にも一輪咲きましたが、こんなことは初めてです。
インターネットで月下美人のホームページを探し出して、掲示
板に質問を書き込んだら、コメントが頂けました。
今年の夏は記録破りの猛暑が続き、つい最近まで暖かかった
ことが原因のようで、京都でも今月に開花が見られたそうです。
参考までに私が見つけた月下美人のホームページのURLは
以下の通りです。

 http://www2s.biglobe.ne.jp/~romi/gekka/bijinx.htm

gekka041112cc.JPG
  今回は側面から写してみました。

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November 10, 2004

ノスリ

サシバなどのタカの渡りが終わり、秋が深まると三浦半島には
ノスリやミサゴなどのタカが姿を現します。
今日は京急三崎口駅からあまり遠くない谷戸に行ってきました。
谷戸の大部分は葦を中心に湿地が好きな草や木によって占め
られています。
渡りの途中のアリスイに会えるかなと期待していたのですが空
振りでした。
僅かに冬鳥のアオジが渡ってきていることが確認できただけで
した。

nosuri041110a.JPG
ノスリ 山裾の枯れ木の先に止まっているのが目にとまりました。

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November 04, 2004

探鳥地に台風の爪跡

久し振りに三浦半島を通過した大型台風22号と23号は探鳥地
にも大きな爪跡を残しました。
夏鳥を見に沢山のバーダーが訪れた探鳥地では、大きな木が数
百本もなぎ倒され、大きな崖崩れも数カ所で発生したと聞いてい
たので、今日様子を見に行ってきました。

a_01.JPG
森の入り口には立ち入り禁止のテープが。

a_02.JPG
ゲートを入ると直ぐに大きな崖崩れが道を塞いでいました。
画面左端の方を登って先に進む。(A地点)

c_01.jpg
河原でバーベキュー風景が見られた脇の道もこの通り。
(C、C’地点)

e_01.JPG
出島の手前も倒木が道を塞いでいた。
(E地点)

f_01.JPG
養蜂所前を通ってその先にある石橋の先も大きな木が
道を塞いでいた。(F地点)

g_01.JPG
ダム広場の先、道がカーブしている地点の崖崩れは更に崩れ
そうで、最も危険な場所に思えた。(G地点)

map_0411.JPG
倒木、崖崩れの場所

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October 29, 2004

10月の小網代

タカの渡り観察などでご無沙汰していた小網代を久し振りに訪ね
ました。
ツグミやアオジなどの冬鳥が来てるかなと期待して出かけたので
すが未だでした。
でも、湾内にはマガモに混じってスズガモのメスが1羽海面に浮
いていました。

観 察 日:2004年10月22日(水)
観察時間:10:15-12:00
天  候: 晴れ
観察結果:
1.コサギ 7.コジュケイ 13.シジュウカラ
2.アオサギ 8.ウミネコ 14.メジロ
3.マガモ 9.ハクセキレイ 15.カワラヒワ
4.カルガモ 10.ヒヨドリ 16.スズメ
5.スズガモ 11.モズ 17.ハシブトガラス
6.トビ 12.イソヒヨドリ

観察ルート:小網代漁港→宮前の峠→イギリス海岸→宮前の峠→
ベンケイ橋→中央の湿地(ジャヤナギでUターン)→ベンケイ橋→
宮前の峠→小網代漁港

コメント:
1.小網代湾の藤ヶ崎寄りにマガモとカルガモに混じってスズガ
モのメスが1羽海面上を漂っていました。

2.モズのメスが1羽、湾に面した木の天辺や電線など場所を変
え「キィーキィキィキィ」と高鳴きしていました。

3.湾の周囲にくらべ、森の中では小鳥の声はあまり聞こえなか
ったです。

4.そろそろ冬鳥が渡って来ていないかなと期待していたのです
が、未だでした。

suzu_magamo0410.JPG
スズガモ(左側)とマガモ(右側)

mozu0410b.JPG
イギリス海岸の電線に止まったモズ(メス)

hakuseki0410.JPG
ハクセキレイ 小網代湾内に浮かんだ小さなフロートの上で
休んでいた。

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October 19, 2004

クロハラアジサシ

三浦半島では珍しいクロハラアジサシ1羽がふらりと横須賀に
姿を現しました。
図鑑を見ると、日本には旅鳥として港湾、入り江、川、池、水田
などに渡来するが数は少ない、と説明されています。
今回飛来した場所は灌漑用の池で、上空を旋回し、時々ダイブ
して魚を捕らえています。
追記: まだ居るかな?と思って今日(24日)も見に行ったら、
まだ居ました。場所は轡堰(くつわぜき、横須賀市長井)です。

kurohara_ajisasi041018b.JPG
クロハラアジサシ 夏羽から冬羽に換羽中

kurohara1022.JPG
指の間に少し膜が見える。嘴が黒くなってきた。(24日撮影)

kurohara041024.JPG
羽の一部が抜けている。

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October 14, 2004

最近の探鳥結果(10月11日)

大型台風22号の通過直後に東北方面に出かけました。
もしかして風に飛ばされて珍しい鳥が来ていないかと期待して
出かけたのですが、期待通りにはゆきませんでした。(*_*)

nobitaki_mesu0410.JPG
   ノビタキのメス

hibari041010.JPG
   ヒバリ

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   アトリ

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October 03, 2004

タカの渡り

三浦半島では毎年今頃沢山のタカが南の国を目指して渡って行き
ます。
私はこの時期はお天気さえ良ければ、横須賀市の西部に位置する
武山(たけやま)に登り、山頂からタカの渡りを観察しております。
武山上空を渡って行く主なタカはサシバです。
その他少数ですがハチクマも通過します。
またこの時期にはオオタカやハイタカ、ツミ、ノスリ、ハヤブサ、チゴ
ハヤブサ、ミサゴ、チョウゲンボウなどのタカも姿を現します。
大量のアマツバメや、エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ、
オオルリ、キビタキ、サンショウクイなどの小鳥たちも南に渡って
行きます。

sasiba040916_bb.JPG
サシバ 東南アジア、中国南西部方面に渡って行きます。

sasi041001ac.JPG
サシバの群れ 山頂周囲に発生する上昇気流をとらえて高度を
上げたら滑空する省エネ飛行で西方に渡って行きます。

sasi030225ee.jpg
サシバ(沖縄中部にて) 多くのサシバは島伝いに東南ア
ジア方面に渡りますが、少数は沖縄で冬を越します。

chogen041001aa.JPG
チョウゲンボウ 山頂のアンテナの先に止まろうとしました。


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September 14, 2004

標識の付いたカワウ(その2)

6日に目撃した足に標識を付けたカワウの身元が分かりました。
二羽とも今年の4月17日に、千葉県木更津市小櫃川の河口に
あったコロニーの巣に居た雛(ひな)に取り付けられたものだそう
です。

kawau040906aa.JPG
カワウ 前回掲載したものとは別の個体

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September 13, 2004

小鳥の渡り

東南アジア方面から北上して、日本やもっと北の国で夏を過ごし
子供を産み・育てた小鳥たちの南の国への移動(渡り)が始まっ
ています。
今日は、そんな中の一種であるエゾビタキを近くで見てきました。
エゾビタキはスズメと同じくらいの大きさで、日本より北の地域
からの帰途、日本を通って南の国に渡って行きます。

ezo040913c.JPG
   エゾビタキ

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September 11, 2004

月下美人が開花

毎年今頃になると、ご近所から頂いた月下美人が開花します。
今年も一昨日の宵に開花したのですが、見損ないました。
見逃すまいと、折角玄関に移しておいたのに。(*_*)
でも、昨夜また別の蕾が二輪開花してくれました。
周囲には、ほのかな芳香も漂い美しい姿を愛でることができま
した。(*^_^*)

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040911.JPG
一夜明けて今朝はこんな姿に(一夜しか咲いてくれないんです)

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September 06, 2004

標識の付いたカワウ

今日は雨かと思っていたら、日が射し込んできたので急遽海辺の
鳥を見に出かけました。
堤防から30mほど先の離れ岩の上で休んでいるカワウをフィール
ドスコープで見たら、足に標識を付けた個体が混じっているのに気
づき写真を撮りました。
観察記録は山階鳥類研究所にメールで報告しておきましたので、
何処で付けられたものか回答が来ると思います。

kawau040906cc.JPG
   カワウ

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September 01, 2004

轡堰(くつわぜき)の鳥

小網代からの鳥見の帰りに轡堰に寄ってみました。
鳥の種類はいつも通りのカルガモ、アオサギ、ゴイサギ、ムク
ドリ、バンなどでした。ツバメもまだ居ました。

ban040825aa.JPG
バン 足の腿(もも)の部分が赤いことに初めて気が付きました。

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August 28, 2004

8月の小網代

8月の小網代探鳥結果です。
森の中はセミの鳴き声が賑やかで鳥の声はかき消され、木の葉や
植物も生い茂って鳥の姿も見つけにくく、一年の中で一番鳥を見つ
けにくい時期です。
また、早朝だと道を覆うように生えた草や笹は露をたっぷりと含ん
でいて全身びしょ濡れになるので、少しゆっくりと出かけたので確認
できた鳥の種類は最低となりました。


観 察 日:2004年8月25日(木)
観察時間:9:47-11:05
天  候:曇り
観察結果:

1.ダイサギ 2.ハマシギ 3.ウグイス
4.コサギ 5.キアシシギ 6.スズメ
7.アオサギ 8.カワセミ 9.ハシブトガラス
10.トビ 11.ツバメ
12.コジュケイ (3) 13.ハクセキレイ

観察ルート:小網代漁港→宮前の峠→イギリス海岸→宮前の峠→
ベンケイ橋(Uターン)→宮前の峠→小網代漁港

コメント:
1.一週間位前には海岸の石橋周辺に50羽くらいの群れになって
  飛び回っていたツバメは数羽に減りました。南の方に移動を始
  めたようです。

2.ウグイスの囀りも終わり、笹の中から「ジッ、ジッ」という地鳴き
  が聞かれました。野鳥達の繁殖時期は終わりました。

3.森に入って100メートルくらい進んだ所で、後方からガサゴソ
  と音がしたので振り返るとコジュケイがバタバタと一羽ずつ合計
  3羽が飛び出し、20メートルくらい先の山の斜面に姿を消しま
  した。

kiasi040825co.JPG
キアシシギ  北の国から南の国に渡る途中小網代に
         立ち寄り、羽を休めていました。

DSCN0535co.JPG
ツバメ  16日には海岸の石橋の近くの電線に50羽くらいが
      止まっていましたが、大部分は南に渡ったようです。



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August 25, 2004

今日の江奈湾

シギチ(シギ、チドリ)の渡りの季節になりましたので、久し
ぶりに江奈湾に行ってきました。
水際にはアオサギ、ダイサギ、コサギが合計30~40羽、
干潟にはソリハシシギ、キアシシギ、イソシギなどが合計
40羽くらい、チュウシャクシギも1羽居ました。
餌のカニは沢山いるので、これからもっと多くのシギチが
寄ってくれることでしょう。

dai_ko040825co.JPG
  ダイサギ(左)とコサギ(右)

chushaku040825co.JPG
  チュウシャクシギ 大きいので目立ちます

sorihasi040825bb.JPG
ソリハシシギ 早足で動き回るので写すのは大変

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August 22, 2004

今朝撮った鳥

今朝撮った鳥
鳥見撮さん、こんにちは!
「鳥見の日記」はじめてお訪ねしました。
素敵な鳥の写真が沢山掲載されており、楽しませて
いただきました。
千葉とか茨城の探鳥場所がお近くのようで、ちょっと
羨ましいです。

http://uraga.cocolog-nifty.com/birds/

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August 17, 2004

field

field
「小網代の森フィールドだよりウエブログ編」の開店おめでとうございます。
これにより、小網代の自然やアカテガニの産卵見学会の様子などを気軽に知ることが出来るようになったですね。

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August 06, 2004

裏山が消える

私の身近にあった探鳥場所が一つ消え去ろうとしてます。
高速道路の延長計画の予定線上にあったのですが、いよいよ建設
機械が動き出し、チエインソーがうなり声を発して木の伐採が始まり
ました。
家の裏手にあるので、自分で勝手に「裏山」と呼び、野鳥観察を
楽しんでおりました。
秋深くなると、ツグミやアカハラ、シロハラ、アオジ、シメなどの冬鳥
が渡ってきて結構楽しんでいたので、その山が無くなってしまうのは
大変残念です。

裏山で見られた鳥の様子は下記ホームページに掲載してあります。

http://www5.airnet.ne.jp/hashi-m/sudou/topics/topic_57urayama_01.html

040806DSCN3832.JPG
 高速道路は手前から正面の裏山を抜けて行く予定です
裏山の木が切り倒されて頭の天辺にバリカンが入れら
 れたようです。間もなく坊主頭です。
hiyo0806.jpg
         かって裏山で写したヒヨドリ

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July 24, 2004

セミの羽化

今朝、近くの公園を通りかかったら、道沿いの桜の木にセミの
抜け殻が沢山付いているのに気づきました。
その数の多さにビックリしました。
葉に付いているものが多かったですが、枝や幹に付いている
ものもありました。
昨夜羽化したものも沢山いたことでしょう。

semi040724c.JPG
 桜の木の葉の裏側に付いています

semi040724a.JPG
 一枚の葉に2~3頭付いているものもありました

DSCN0473a.JPG
手の届く範囲の抜け殻を集めたら、あっという間に100個ほど
 集まりました。殆どがアブラゼミでした

abura030806.jpg
 アブラゼミの羽化 (昨年自宅の庭で撮影)


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July 21, 2004

轡堰(くつわぜき)の鳥

三浦半島の先端に轡堰(くつわぜき)と呼ばれる農業用のため池
があります。
毎年秋になると多くのカモが北の国から渡って来て冬を過ごし
ますが、今はどうなっているかなと、今朝は早起きして、久し
ぶりに池の様子を見てきました。
多数のカモが渡ってきている秋・冬に比べると、ちょっと寂しい
ですが、アオサギやダイサギ、コサギ、カワセミ、ゴイサギ、カル
ガモ、ハクセキレイなどが居て結構楽しめました。
蜘蛛をくわえたハクセキレイとか、何故か北に帰らなかったオナガ
ガモ(1羽)の写真をデジカメで撮ったのですが、画像処理を誤り
消去してしまったのが心残りでした。

karu0407.JPG
 カルガモは留鳥で北国には渡りません

goi0407a.JPG
 ゴイサギ 夜行性なので昼間はあまり活動的ではありません

kawase0407.JPG
 カワセミ 光線の具合は悪かったですが赤い足が綺麗でした

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July 13, 2004

小網代探鳥結果

マイ・フィールドの小網代で今月の探鳥をしてきました。
三浦半島の夏は野鳥の数が少ないので、早起きして行ったので
すが、やはり少なかったです。

鳥たちとは対照的に、アカテガニをはじめとするカニたちは活発に
森の中を動き回っていました。気を付けて歩かないと踏みつけて
しまう感じでした。
間もなくアカテガニの産卵の季節が始まり、多くの見学者が小網
代を訪れます。私もボランティアで見学の案内をする予定です。

小網代探鳥結果
観察日:2004年7月13日(火)
観察時間:6:00~8:00
天  候:晴れ
観察結果:

1.アオサギ 6.ツバメ 11.スズメ
2.トビ   7.ヒヨドリ 12.ムクドリ
3.コジュケイ 8.ウグイス 13.ハシブトガラス
4.キジバト 9.メジロ
5.コゲラ 10.ホオジロ

観察ルート:小網代漁港→宮前の峠→イギリス海岸→宮前の
        峠→小網代漁港

コメント:

 1.ウグイスの囀りがまだ森のあちこちから聞こえました。
   ヒヨドリの鳴き声も時々聞こえましたが、その他の鳥
   の鳴き声はあまり聞こえませんでした。
   不活発な小鳥たちとは対照的にカニたちは森の中で
   活発に動き回っていました。

 2.干潮の小網代湾には沢山のアオサギが舞い降りて
   じっと休息していましたが、石橋に現れた私の姿に気
   づいて大部分が舞い上がり、いつもの藤ヶ崎ではなく
   湾を挟んだ対岸の白髭神社側の山に舞い降りました。
   全部で60羽くらい、その内半数は幼鳥でした。

 2.中央の湿地に向かおうとしましたが、道を覆うように
   生い茂った笹は露をたっぷりと含んでいたので断念し
   ました。

DSCN0196.JPG
  不活発な小鳥たちの中で一羽気を吐くホオジロ君

ao_yo_sei040713a.JPG
   アオサギ 手前の2羽は幼鳥

akate040713a.JPG
      アカテガニ

 

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July 05, 2004

大磯のアオバト

今朝は早起きをして、久しぶりに大磯のアオバトを見に行ってきま
した。
昨日とはうって変わった、曇り空で、沖からの強い潮風が吹き付け
ていましたが、アオバトは気にすることなく次々と飛来し、波が打ち
寄せる岩場に舞い降りて海水を飲んでいました。

aoDSCN0083.JPG
 海水を飲もうと約30羽の群れが岩の上に下りようとしてます

aoDSCN0100.JPG
  岩の上に下り立ったアオバト

aoDSCN0056.JPG
  岩の上に溜まった海水を飲み始めました

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July 01, 2004

観音崎公園のカワセミ

以前は、観音崎ではカワセミは見られませんでしたが、公園が整備
されて人工の池が作られたら早速カワセミが姿を現しました。

池は住宅地に近い所にあるので、子供達が遊びに来ると、姿を消し
てしまいます。
池の周囲が静かな早朝とか夕方には、オスとメスが仲良く飛び回る
姿を見ることもあります。

写真の個体は嘴(クチバシ)の下側が赤いのでメスです。

kawasemi0701.jpg

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June 27, 2004

サンコウチョウ

今年もまた夏鳥のサンコウチョウが三浦半島にも渡ってきています。
毎年5月の上旬に渡ってきて、卵を産んで子育てをし、9月頃に
また南の国に旅立ちます。
体はスズメくらいの大きさですが、オスの尾は写真のようにすごく
長く、目の回りとクチバシがブルーの美しい鳥です。

2.JPG

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June 19, 2004

マミジロとコルリ

近年、マミジロやコルリの姿を見るのは容易ではなくなりました。
そこで、昨日は早起きしてマミジロ狙いで群馬県まで遠征して
きました。
朝から待っていましたが、マミジロが現れたのは周囲が薄暗く
なり帰り支度を始めた時でした。
それでも強引にデジカメで写したのが下の写真です。
辛うじてマミジロと分かる証拠写真程度のものです。
mamijiro.JPG

マミジロを待っている間に思いがけずコルリが何度か現れ、
水浴びする姿を見せてくれました。
koruri040618.JPG

コルリのほかにも色々な野鳥が姿を見せてくれました。
ohruri.JPG
     オオルリのオス
kurotu_pair.JPG
     クロツグミのオス(右)とメス
akahara.JPG
  アカハラ  森の中はアカハラの囀りに満ちていました。


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June 11, 2004

楽天広場(日記・ブログ):日記 そぞろある記 - 思いつくままを、・・・

楽天広場(日記・ブログ):日記 そぞろある記 - 思いつくままを、・・・

5月下旬より、浦賀(横須賀)でもホトトギスの鳴き声や姿が確認されるようになったですね。

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June 10, 2004

ツバメの幼鳥

家の近くの電線にツバメの幼鳥が5羽止まっていました。   
未だ自分で餌を捕ることが出来ないので、親鳥が餌を運んでくる
のを待っているんです。
羽繕いをしたりして親鳥を待ち、親鳥が近づいてくると一斉に大き
な口を空けて、親鳥にアピールしてました。
元気な子は飛び立って、空中で親から餌をもらおうとしてました。
この中で何羽が無事に育つのでしょう。
野鳥達は今子育ての最中です。

yocho040605a.JPG

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June 05, 2004

まだ居るウミスズメ

今日は早起きして城ヶ島から沖の海鳥を観察しました。
オオミズナギドリは沢山飛んでいましたが、1ヶ月ほど前には
観察されたトウゾクカモメなどは現れませんでした。
でも、ウミスズメが遠くの海面に浮いているのが観察できまし
た。最大で7羽でした。

umisuzume_1.JPG
 ウミスズメの群れ  以前写したものです(今日は遙か沖合で
 写真は無理でした)

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June 01, 2004

たんぽぽの自然観察

たんぽぽの自然観察

たんぽぽさんが白馬の自然観察会でご覧になった「カメテントウ
ムシ」は私の持っている2冊の図鑑では「カメノコテントウ」となっ
ていました。(参考までに)
たんぽぽさんと同じ頃戸隠に鳥見に行った時に、私もテントウム
シを見たので写真を写して家に帰り図鑑で照合したのですが、
該当するものが見つからず、未だ名前が分かりません。

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奥裾花の野鳥と自然

戸隠を訪れた折りに、戸隠連峰の向こう側にある奥裾花自然園を
訪ねてみました。奥裾花(おくすそはな)自然園は長野県上水内
郡鬼無里(きなさ)村にあります。
奥裾花自然園を訪ねる人々の主目的は水芭蕉とブナ林ですが、
私は野鳥にも期待していました。
奥裾花自然園の様子については下記のホームページをはじめ
色々なサイトで紹介されています。
  
   http://www.shinshu-tabi.com/kinasa.html

mizubasho.JPG
  水芭蕉の花の見頃は例年5月の10日過ぎと言われて
  いますが、私が訪ねた27日でも間に合いました。

togakusirenpo.JPG
自然園から望む戸隠連峰  あの山々の向こう側が戸隠です

osidori040527c.JPG
オシドリのペア  園内で一番高い所にある吉池(標高1280m)
でひっそりと動き回っていました。

uguisu040527a.JPG
   今池湿原で囀るウグイス

koruri.JPG
  コルリと思って写したのですが、後でこの写真を見ると
  ゴジュウカラのようにも見えるんです。皆さんはどちらと
  思いますか?
  この時にはコルリの囀りのみでゴジュウカラの鳴き声
  は聞かなかったんですが。

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May 29, 2004

戸隠探鳥結果

戸隠を中心にその周辺でバードウオッチングを楽しんできました。
先週とはうって変わった天候に恵まれ、火曜日(25日)から4日間
素晴らしい自然の中で野鳥観察を堪能してきました。

戸隠探鳥結果
探鳥場所:戸隠(森林植物園、大谷地湿原、牧場)、鬼無里(奥裾花
       自然園)、飯綱高原、黒姫山高原、野尻湖
探 鳥 日 :2004年5月25日(火)~28日(金)
天 候 :晴れ
環 境:自然林、湿地、高原、他
観 察 種:

1.カイツブリ 18.サンショウクイ 35.ヤマガラ
2.オシドリ 19.ヒヨドリ 36.シジュウカラ
3.カルガモ 20.モズ 37.ゴジュウカラ
4.トビ 21.カワガラス 38.キバシリ
5.クマタカ 22.ミソサザイ 39.メジロ
6.キジ 23.コマドリ 40.ホオジロ
7.キジバト 24.コルリ 41.アオジ
8.カッコウ 25.クロツグミ 42.クロジ
9.ツツドリ 26.アカハラ 43.カワラヒワ
10.ホトトギス 27.ウグイス 44.イカル
11.アオゲラ 28.オオヨシキリ 45.シメ
12.アカゲラ 29.センダイムシクイ 46.ニュウナイスズメ
13.コゲラ 30.キビタキ 47.スズメ
14.ツバメ 31.オオルリ 48.コムクドリ
15.イワツバメ 32.エナガ 49.ムクドリ
16.キセキレイ 33.コガラ 50.カケス
17.セグロセキレイSP 34.ヒガラ 51.ハシブトガラス

【コメント】

 1.主な観察場所は戸隠森林公園と奥裾花自然園(鬼無里)です
   が今回はその他色々な場所に寄って鳥の様子を見てきました。

 2.森林植物園はアカゲラ、アカハラ、ゴジュウカラの多さが印象に
   残りました。早朝の野鳥達の囀りは賑やかで、子育ての様子も
   各所で観察できました。

 3.27日は奥裾花自然園を初めて訪ねましたが、オオルリの数が
   多く、コルリやキビタキ、オシドリなども確認でき、ブナ林や湿地
   など自然も豊かで、また訪ねたい場所だと思いました。
   奥裾花自然園については下記のホームページなど多くのサイト
   で様子を知ることができます。  
 
    http://www.shinshu-tabicom/kinasa.html

 4.27日には森林植物園の水芭蕉園内でアカショウビンが鳴き回
   る声が多くの野鳥観察者により確認されたそうです。
     
 6.森林植物園からあまり遠くない所にある戸隠牧場も広大で、
   のんびりと過ごすには良い所です。

ohyosi040525.JPG
        オオヨシキリ 大谷地湿原にて

cuckoo040528b.JPG
        カッコウ  戸隠牧場にて

kibi040527.JPG
        キビタキ  奥裾花自然園にて

sansho040526.JPG
        サンショウクイ  戸隠森林植物園にて

 



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May 24, 2004

東京バードフェスティバル

 5月23日(土曜)、24日(日曜)の両日東京港野鳥公園で「東京
バードフェスティバル2004」が開催されましたので、私も自分が
所属する野鳥の会神奈川支部のブースでお手伝いをしました。
 会場にはバードウオッチングが好きな老若男女が多数訪れ、様々
な展示やイベントを楽しんでおられました。
 私も神奈川支部のブースを訪れる方々との交流を楽しむかたわら、
双眼鏡などの観察器具の展示場を覗いたり、ネイチャーセンター
から公園内の野鳥の姿を観察したりと、週末の二日間を有意義に
過ごしました。
images/040523d
  神奈川支部のブースで鳥名当てクイズを楽しむ親子ずれ
  (右端はお手伝いの浪本さん、左端は神奈川支部の鈴木
   支部長)

 神奈川支部のブースでは多数の支部会員が協力して作成した
神奈川県の野鳥観察記録集や私が協力して作成した写真集
「小網代の鳥」のCDも展示販売されました。そのため小網代の
森を守る会の浪本さん(上記写真に登場)と竹内さんがブースを
訪れる見学者に応対して下さいました。

 小網代の森の様子やCDについては下記のホームページを
お訪ね下さい。

 http://www.asahi-net.or.jp/%7EJD9H-NMMT/

 http://www.asahi-net.or.jp/%7EJD9H-NMMT/guide_00.htm

040523a.JPG

 会場には最近日本野鳥の会の会長に就任された柳生 博さんも
 訪れました。(柳生さんの右側は神奈川支部長の鈴木さん、左は
 同じく神奈川支部の広域自然観察部長の中村さん)


 

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May 17, 2004

小網代での野鳥観察結果

三浦半島の先端にある小網代湾に面して約100ヘクタールほどの小さな森があります。これが私の野鳥
観察場所の一つである小網代の森です。
森に降った雨は小さな流れとなり、それが集まって全長1.5kmほどの小川となり小網代湾に流れこんで
います。ここだけで小さな自然体系(集水域)が出来上がっています。
森には湿地もあり、様々な植物や昆虫・鳥などの生き物で賑わっています。

森はゴルフ場とか住宅地への開発を奇跡的にまぬがれ、神奈川県および地元の三浦市が保全の方針を
決めましたが、まだ大分部は私有地です。

この森での最近の探鳥結果を紹介します。


観 察 日:2004年5月12日(水)
観察時間:12:00-15:00
天  候:曇り一時小雨
観察結果:

1.アオサギ 7.コゲラ 13.メジロ
2.トビ 8.ツバメ 14.ホオジロ
3.コジュケイ 9.ヒヨドリ 15.カワラヒワ
4.キアシシギ 10.ウグイス 16.スズメ
5.キジバト 11.エナガ 17.ムクドリ
6.カワセミ 12.シジュウカラ 18.ハシブトガラス

観察ルート:小網代漁港→宮前の峠→ベンケイ橋(中央の湿地の
ジャヤナギでUターン)→宮前の峠→イギリス海岸→
宮前の峠→小網代漁港

コメント:

1.ウグイスは子育てが始まっているのか、以前ほど囀っている
個体数は多くなかったです。

2.ツバメが海岸の石橋の上流側で巣作りのための泥を集めたり、
湾の上空を高く低く活発に飛び回っていました。

3.7~8羽のエナガの群れが石橋の周囲の木の中を活発に飛
び回っていたり、スズメが水浴びをしたり、カワセミが現れたり、
ホオジロが樹上で囀ったりと、石橋の欄干の端に座っていると
色々な鳥が様々な姿を見せてくれました。

4.アカテガニの姿も森のあちこちで見かけるようになりました。

enaga0405.JPG

7~8羽のエナガが木の中を飛び回っていました。


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